お金がなくても大丈夫!フィリピン人が無料で診断を受けることができる医療センターとは?

お金がなくても大丈夫!フィリピン人が無料で診断を受けることができる医療センターとは?

とても暖かくてリゾートやビーチなどのイメージがあるフィリピン。その反面、皆さんご存知の通り少し危ないイメージもある国です。

フィリピンは経済や衛生面的にあまりしっかりしていないところもあり、フィリピン現地の人は病気になったら一体どのようにしているのか考えてしまいますよね。

特に貧困地域に住んでいる人の大半は、高い金額を病院に支払うことができず、常に生活に不安を抱えている事だと思います。

しかし各地域には、政府が運営している医療センターがあります。こちらは無料で診断を受けることが可能で歯科や産婦人科、血圧診断など幅広く対応をしています。

また薬も無料で提供されており、金銭的に余裕がない人でも医療センターに行けば薬をもらうことができます。

 

今回はそういった各地域にある医療センターについて記事を書こうと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

バランガイの近くにある医療センター

医療センターは大体バランガイの近くにあり、フィリピンでは「Health center(ヘルスセンター)」と呼ばれています。

場所によりますが、大体午前8時から午後5時まで開いています。私も血圧を抑えるために血圧の診断と薬を処方して貰おうと思い医療センターには何度か行った事があります。

中には十数人ぐらいの患者さんがいて、午前中でも既に1時間以上は待たされそうな雰囲気でした。

市民医療センターとはいえ、そこまで混んではおらず、最初は体重と血圧を測ってから申込書に記入、センターの人に市民カードを渡します。

そのあとは番号が書いてある紙を渡され、自分の番号が呼ばれたらお医者さんのデスクに向かいます。医者からはどのような食生活をしているのか、運動をしているかの質問を聞かれ、食事減量をしなさいと言われました。そのあとは受付カウンターに行き、降圧薬を渡されました。

(医療センターから渡された降圧薬です。)

 

同じくフィリピンに住んでいる友達によれば、自分が渡された薬はジェネリックではなくオリジナルだそうで、とてもお得だと思いました。政府が運営しているので安いお薬を渡されるのかと予想していましたが、このような貴重なお薬をもらえるのはとてもありがたいです。

センターについて思うところは妊婦さんがかなりいて、やっぱりフィリピンなのである程度待たされることがありますが、無料で医者のアドバイスを受けることができ、お薬も貰えるのでたいへん重宝します。

特に多くの現地人は金銭的に余裕がなく、場所も近くお薬もタダで貰えるので、一般的に有名な総合病院よりも頼りにしている節があります。また無料で抜歯もしてくれます。

どうしてもフィリピンにある私立病院と比べると、見劣りするかもしれませんが、ちょっと違和感を感じた時は気軽に診断を受けることができるので、もしタガログか英語できればこういった医療センターを利用してみるのもアリかもしれません。しかし設備も整っていないところもありますので、もし重病にかかった場合は、総合病院や有名な先生のいる病院に向かいましょう。

最近ではフィリピンから日本へのチケットもだいぶ安くなってきているので、時間と体力に余裕があるのであれば一旦日本に帰国するというのも賢明かもしれません(笑)

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フィリピンの医療事情について

フィリピンの医療施設は場所によっては、マカティ・メディカル・センター (Makati Medical Center)やセント・ルークス・メディカル・センター グローバル・シティ (St. Luke’s Medical Center)など、先進国並みに医療技術の進んでいる私立病院もありますが、多くのフィリピン人はそういった病院はおろか、公立病院での支払いですら負担することができず、薬を飲んでしばらく安静にする以外の術がないのが現状です。そういった状況での医療センターは、市民からとても頼りにされており、お年寄りの方や妊婦の方がいつも利用しています。

 

多くの方がきちんとした病院に行けない中、こういった施設があるのはとても素晴らしい事ではないでしょうか?

特に多くの子供たちがデング熱やマラリア、レプトスピラに掛かっており、そういった病気にかかった時は真っ先に医療センターに駆けつけています。

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また、定期的に近くの公立学校に行き、各生徒の健康診断を行っており、スクワッターエリアやスラムといった貧困地域では、多くの方に貢献しています。

 

妊婦の方は、妊娠した時から出産まで面倒をみてもらえることになり、出産が近い場合は24時間対応をしてくれますので、非常に安心です。

こういったフィリピン政府が運営している施設は、フィリピン人の日常生活には欠かせないものになっており、たとえ設備が整っていなくてもそれなりの対策をしているんだなと痛感しました。

 

フィリピンの医療も日々進歩しており時間が経つにつれて、今の状況が改善されるときもあると思います。

また医療センターの他にも無料で度付き眼鏡を提供していたり、子供たちにおかゆやスープなどをだしているイベントもしばしばあるのでフィリピンのイメージと違って政府はどうしようもできないということはないです。

 

ただこうやって貧困生活を過ごしていてあまり贅沢ができない状況でも、フィリピンの国民は明るくたくましく生きているので、そういった部分を見るとやはりフィリピンもまだまだ素晴らしい国だなと思いました。

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