フィリピンでの病気・感染症と予防対策

フィリピンでの病気・感染症と予防対策

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日本と気候や生活環境が異なる海外へ行くと、病気にかかったり体調を崩してしまったりすることがあります。フィリピンは開発途上国でもあるので、旅行者の中には医療面を心配している方も多いのではないでしょうか?せっかくの海外、体調不良になることなく元気に楽しみたいですよね。

今回はフィリピンの医療事情や、旅行する際にかかりやすい病気、そして病気にかからないためのポイントをご紹介します。

 

フィリピンの医療事情

気候や生活環境

フィリピンは年間を通して高温多湿です。6月から10月までは雨期で特に蒸し暑く、また短時間に強い雨が繰り返されるスコールが毎日のように起こります。雨期は水害の発生が原因で、衛生状態が悪化します。また蒸し暑さから食べ物が腐りやすく、食中毒や感染性腸炎の罹患率も上昇します。スラム街では貧困が原因で、小さな子供であっても腐った食べ物を食べざるをえず、下痢で死亡してしまうケースも見受けられます。1歳未満の新生児死亡率も高く、2018年のWHOの調査では12.6%にも上っています。

フィリピンは7000以上の島々から構成されています。それぞれの地域ごとに生活環境が異なるので、かかりやすい病気も変わってきます。首都マニラの衛生状態は向上してきています。しかし交通量の多さから排気ガスによる大気汚染が進み、呼吸器系の疾患に罹患する方が少なくありません。

 

格差がある医療レベル

フィリピンの医療レベルは公立病院か私立病院か、そして地域によって異なります。

公立病院は医療費が安いため常に患者で混雑し、また衛生面で不安があります。マニラやセブなどの首都圏では私立病院が多く、総じて医療レベルは高いです。中には大学病院ほどの設備を有していたり、医師が海外で研修を受けていたりすることもあります。高い医療レベルに慣れている日本人にとっては、私立病院を受診することが好ましいでしょう。

地方都市では公立病院はあるものの、医療レベルは高くありません。また一般のフィリピン人は治療を受けるだけのお金を持っていないことが多く、祈祷などの民間療法に頼る人も少なくないです。

 

医師が病院に所属していない

フィリピンの総合病院では、「オープンシステム」を取っているところが多く見られます。

オープンシステムとは医師が特定の病院に所属をしない、いわゆるフリーランスのような働き方をしていることを指します。病院のブースを間借りして診察を行い、検査室や入院設備などを共有する、まるでショッピングモールのテナントのような感じです。複数の病院で働いている医師もいるので、かかりつけの病院に主治医が常駐しているとは限りません。

また日本の医療機関のように、検査部と医師に繋がりがありません。医師から検査指示を受けると、自分で検査部にて手続きをして、再び検査結果を医師に報告する必要があります。

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フィリピン国内の医療費

私立病院は医師のレベルや設備が整っている分、医療費が高額になりがちです。受診して治療費を見た時に驚かなくて済むよう、事前に海外旅行保険に加入しておくことが望ましいです。

日本では同じ病院で診察や検査を受けた時は、まとめて会計をすることができます。フィリピンはすでにご紹介したように、オープンシステムを取っています。そのため診察を受けた医師ごと、検査部ごとに会計をする必要があります。検査部では前払いです。

 

フィリピンでかかりやすい4つの病気

日本と生活環境の異なるフィリピンでは、主に以下の4つの病気にかかりやすいです。

食中毒

海外で最もかかりやすい病気の1つですが、高温多湿な気候のフィリピンも例外ではありません。細菌やウィルスに汚染された飲食物を摂取することで、発症します。腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が見られます。

デング熱

デングウィルスを持つ蚊に刺されることで、感染します。フィリピンの地方都市を中心に毎年発生していますが、マニラなどの首都圏でも発生することがあるので注意が必要です。デングウィルスに感染すると、4日から7日後位に高熱や頭痛、関節痛などの症状が表れます。重症化すると死に至る可能性もあります。

マラリア

マラリア原虫を持つ蚊に刺されることで、感染します。感染後2週間ほどで高熱や頭痛、関節痛などの症状が認められます。パラワン島やミンダナオ島などで感染報告が多く挙がっていますが、過去にはマニラやセブなどでも発生が認められています。

A型肝炎

A型肝炎ウィルスに汚染された、水や野菜、ミルク、貝類などを摂取することで感染します。発熱や倦怠感、嘔吐、食不振などが主な症状です。

 

病気にかからないためのポイント

病気にかからず、健康で過ごすためのポイントをご紹介します。

  • 食事の前は必ず手を洗いましょう。手を洗う設備がない場所もあるので、除菌用のウェットティッシュを携帯しておくと安心です。
  • 屋台や路地など、衛生面で不安があるお店での食事は避けましょう。清潔なレストランや食堂で、加熱された物を食べるようにしてください。
  • カットされたフルーツや野菜は食べないようにしてください。カットした包丁が、菌で汚染されている可能性があります。清潔な包丁を使って自分でカットした物を食べましょう。
  • 水がある場所や緑が多い場所など、蚊が発生しやすいところでは長袖と長ズボンを着用しましょう。虫除けスプレーも併用すると効果的です。

 

まとめ

今回はフィリピンの医療事情やかかりやすい病気、病気にかからないためのポイントについてご紹介しました。健康に注意して、フィリピン旅行や生活を楽しんでください。

 

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